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ネットプリント「立冬過ぎて」

「立冬過ぎて」
コンビニのコピー機でプリントできます。A4、2頁40円。

セブンイレブン
番号 96415412
期限 2020/11/24 23:59

ローソン・ファミリーマート等
番号 Z6XMFGJYQM
期限 2020/11/25 17時頃

「太るでもなく」33首を収録しています。

2021年の活動

2021年の短歌にまつわる活動を記します。

以前については、それぞれ
2020年
2019年
・2013年〜2018年(短歌文章
に記しています。

   *

短歌
・「」7首(「」月号、2021)


文章
・(「」月号、2021)


その他

旧かなメモ

*まよったら終止形を考える。活用をとなえる。

・[動]むかふ(向かふ)、[名]むかう(向かう)
※向かふの連体形が名詞化したとして、向かふ、とするしかたもある。ここでは、向かひのウ音便化としての向かうをとる。

・[形]よわい(弱い)
・[動]すわる(座る) ※据わる
・[動]かわく(乾く、渇く)
・[動]ことわる(断る)、[名]ことはり(理)
※こと-割る

・[助動]よう、[名]やう(様)
※行つて見ようとおもふ/見やうによつては美しい
・[副][感]さう(然う) ※さういふ時には/さう、それですよ!
・[副]もう ※もう一度/もうちよつと

・[接][副]あるいは(或いは)

・[動]まじる(混じる) ※混ぜる、混ず
・[形]みじかい(短い)
・[名]はず(筈)

歌集『温泉』

2018年8月に、歌集『温泉』を上梓しました。
購読をご希望の方は、現代短歌社のWebページをご覧ください。
購読方法、取り扱い書店など記載されています。

     *

作品は、2015年夏から2017年夏までのおよそ2年間に制作したものを、ほとんど時系列に沿って並べています。年齢で言えば、24歳のおわりから26歳のおわりまでの作品です。

歌集としてまとめるにあたっては、所属する「やまなみ」誌に載った月々の作品に、「九大短歌」「歌壇」「現代短歌」「現代短歌新聞」など各紙誌に発表した作品、および未発表作品を合わせた約750首を、350首程度に絞りました。

栞文は外塚喬さん、島田幸典さん、花山周子さんに賜りました。ありがとうございます。

     *

感想、批評をいただいています。ありがとうございます。(随時更新していきます。)

○ネット上で読めるもの
松村正直さん ブログ「やさしい鮫日記」
恒成美代子さん ブログ「暦日夕焼け通信」
岩尾淳子さん ブログ「眠らない島」
伊舎堂仁さん note
大橋春人さん ブログ「うたぐらし」
平岡直子さん 連載「日々のクオリア」
とみいえひろこさん note
読書メーターにてさまざまコメントいただいております

○総合誌などの紙媒体に掲載のもの
・野住朋可さん 書評「歌集『温泉』山下翔」——隣の芝生~短歌探訪~(「奎」7号、2018.9)
今月のスポット(「短歌往来」10月号、ながらみ書房、2018)
・富田睦子さん 時評「「私」という武器」(「短歌」10月号、角川文化振興財団、2018)
・大松達知さん 書評「虎のような歌」(「現代短歌新聞」10月号、現代短歌社、2018)
・浅野大輝さん 書評「重ね描かれる遠近」(「現代短歌」11月号、現代短歌社、2018)
・大辻隆弘さん 時評「母への視線」(朝日新聞2018.10.21朝刊)
・藤田千鶴さん 書評(「短歌研究」11月号、短歌研究社、2018)
・石井大成さん 評論「海老と衣」(「九大短歌」第八号、九州大学短歌会、2018.10)
・藤野早苗さん 書評「澱の味わい」(「灯船」第11号、灯船の会、2018.11)
・尾崎まゆみさん 歌集歌書展望(「短歌研究」12月号[短歌年鑑]、短歌研究社、2018)
・伊藤一彦さん 季評「山下翔「温泉」」(朝日新聞[朝刊、西部本社版]、2018.12.4)
・田中俊廣さん 季評「第一作品集の光」(毎日新聞、2018.12.23)
・早川晃央さん 書評(「コスモス」1月号、2019)
・桜川冴子さん 季評「歌うことへの静かな覚悟」(読売新聞[朝刊、西部本社版]、2019.1.26)
・田村元さん 書評「〈懐かしさ〉の奥にあるもの」(「ねむらない樹」vol.2、書肆侃侃房、2019.2)
・梅﨑実奈さん レビュー「グレーがいちばんむずかしい」(「ねむらない樹」vol.2、書肆侃侃房、2019.2)
・一ノ関忠人さん [読みましたか?この一冊](「現代短歌新聞」2月号、現代短歌社、2019)
・山川藍さん 書評「機嫌のいい人」(「短歌研究」4月号、短歌研究社、2019)
・山川藍さん 評論「立体的な歌」(「まひる野」6月号、2019)
・小黒世茂さん 歌集歌書を読む(「短歌」7月号、角川文化振興財団、2019)
・江村彩さん 書評「恋しさの吐露——ふるさとを、人を」(「井泉」第88号、井泉短歌会、2019.7)
・後藤由紀恵さん 書評「温泉に浸かる」(「まひる野」9月号、2019)
・竹中優子さん 書評「よいお年を」(「うた新聞」9月号、いりの舎、2019)
・檜垣実生さん 歌集紹介(「かりん」10月号、2019)
・川村真由美さん 歌集紹介(「沃野」11月号、2019)
・宮﨑和子さん 歌集紹介(「沃野」1月号、2020)
・小山純子さん 評論「山下翔歌集『温泉』を読む―古くて新しい孤独の歌」(「朔日」8月号、2020)
・城下シロソウスキーさん ブックレビュー「ここが歌会ではないのをいいことに、自分の話をし続ける」(「半夏生の本」vol.2、半夏生の会、2020.11)

○その他
・米川千嘉子さん 「私が選んだ今年の歌集」(毎日新聞)に挙げていただきました。
・大辻隆弘さん、富田睦子さん 「2018年の収穫歌集」(「現代短歌新聞」1月号、2019)に挙げていただきました。
・岡崎洋次郎さん 「2018年のベスト歌集・歌書」(「短歌往来」3月号、2019)3冊のうちの1つに挙げていただきました。

○評論などで引用
[太る]
・小島なおさん 評論「太る歌」(「COCOON」14号、2019.12)
[おもしろい]
・藤島秀憲さん 評論「今どきのおもしろい歌」(「短歌往来」2月号、2020)
[旅]
・梅内美華子さん 評論「多様性の中で個々の体験を――旅を詠むテクニック」(「現代短歌」11月号、2019)
[ジェンダー]
・川野芽生さん、黒瀬珂瀾さん、佐藤弓生さん、山階基さん 座談会「短歌とジェンダー」(「ねむらない樹」vol.4、2020.2)

     *

3つの賞をいただきました。まことにありがとうございます。

・第44回現代歌人集会賞
・第49回福岡市文学賞(短歌部門)
・第63回現代歌人協会賞

     *

読む会、批評会などのイベントの記録です。

・山下翔×染野太朗トークイベント「歌集『温泉』の魅力を引き出します&いま気になる現代短歌」@本のあるところajiro 2019年2月3日(日)
・『温泉』を読む会@福岡 2019年4月14日(日)
・パネルディスカッション「山下翔『温泉』はいい歌集か?」 2020年4月26日(日)延期

十月漫吟

   10月5日(月)
夕はやく冷えはじめたる秋の日の風入る店に焼き鳥を食ふ
わづかなる金をおもへば一杯のジョッキビールは舐めるごとくす
土のにほひ草のにほひのダルムかな漂ふものは惜しむ間もなし
存外の歯ごたへあれば応へつつダルムは塩をまた頼みたり


   10月6日(火)
またもまたも本売りほどき帰るとき千円札のうすき一ひら


   10月7日(水)
うすぐらき高架のはたのさくらの木いまだ青々と葉を被りをり
なにごとかすばやき影を見るときに過ぎてゆきたり鼠の体
動悸してわれは見てをり一匹の鼠とほりし床のおもてを
床の上のものの隙間に住みをらむ隙から隙へねずみ疾駆す


   10月9日(金)
おふくろの味といふものひとつもなし風邪の夜を齧るりんごデニッシュ


   10月19日(月)
ネットカフェに籠りてをれば薄闇にひとのもの食ふ音はしたたる


   10月20日(火)
生々しく艶ある糸とおもへればそのかみにゐてやはらなる蜘蛛
天井にこまかき脚を掻きいそぎ蜘蛛は巣を張る秋のゆふべを
細きもの吐きつつおりてゆく蜘蛛の生唾のごとく糸は光りぬ


   10月21日(水)
蔭そのものとおもひゐたりし桜の木透くごとくなり秋の陽のなか
影ともなふ一生の果てに明るかるひとときあれば死は寂しからむ
寝るまへに読み朝に読みたのしみし『うたの動物記』をはりまぢかし
通勤に持ち出さざればなほさらに慾るごとく読みたるものを


   10月22日(木)
明るくも寂しくもなし雨の日は桜木が風景にもどりてゐたり
納豆をぐるぐるまぜてにこにこと食ふ人見ればDVを思ふ


   10月23日(金)
いつまでもあつたかいのがモスバーガーひえてもおいしいのがモスバーガー
うつぶせのときは感じてゐなかつた冷たさを仰向けは感じる


   10月25日(日)
割り印三つ押せば澄みゆく秋の日の書留で送る健康保険料
七月の分おくれつつ出す十一月はのこり六日とせまりくるとき
七代目市川團十郎博多来演之碑はありて十代目市川海老蔵の筆
川中へながく潜りてかへらざる鵜に飽きながら港への道
競艇の水尾わづかにも見えながら囲ひのほかの海眺めけり
枯れはてし噴水の皿に青年はスケボーの技を鍛へつつをり


   10月26日(月)
実は種のためにあるかとおもふまでつやめく枇杷の種のゆふぐれ
はづむやうには走れなくなり夕はやく冷えはじめたる秋の道ゆく


   10月27日(火)
フードコートぢやなくて食堂だつたころの寿屋の二階で食べたうどん


   10月30日(金)
金木犀は匂ふなしにほふともなく塀に寄りつつ坂くだるとき
南シナ海よりベトナムへいくつかも台風ありて十月果てむ
窓の外を蠅のごときがまつはれどかかはるでなし内に居すれば


   10月31日(土)
蛇口より出づるほのかなる湯にほどくうまかつちやんの油揚げ麺

プロフィール

山下翔(やました・しょう)

Author:山下翔(やました・しょう)
▶︎1990年生。2018年、『温泉』(現代短歌社)を刊行。「やまなみ」所属。
▶︎『温泉』ご購入はこちらから。現代短歌社のオンラインショップです。
▶︎お問い合わせ、ご依頼はs.ohsamay@gmail.com(@は半角に変えてください)までご連絡ください。

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