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心に残ったこの連作2019

5つの総合誌を中心に、この1年間で印象深かった連作、繰り返し読みたいとおもった連作、いまだによくわかっていない連作などなど、心に残った連作を列挙します。文体や題材や措辞の好き嫌いや、現在の興味関心に左右されている面がおおいにあると思いますので、あらかじめご了承ください。総合誌以外について、たとえば結社誌、そのほかの短歌会の機関誌、また新聞等については、読み得たものについては、できるかぎり対象にしています。去年よりずいぶん多くなりました。

     *

(1)10首未満の連作
「冬虹」7首(加藤治郎、短歌1)
「車道」5首(武田穂佳、短歌2)
「母子手帳」7首(竹内由枝、短歌3)
「厳冬呻吟」7首(寺井龍哉、歌壇3)
「花のブリューゲル地獄のブリューゲル」7首(小林真代、現代短歌3)
「水仙」7首(真中朋久、現代短歌3)
「柿の木」7首(花山周子、短歌研究3)
「金魚」7首(永田紅、短歌研究3)
「音は光に」7首(佐藤真美、現代短歌4)
「早春の朝に」7首(三枝浩樹、現代短歌4)
「紫雲英」7首(鵜飼康東、現代短歌4)
「花七つ」7首(小池光、現代短歌4)
「この冬は」5首(石井大成、現代短歌新聞4)
「春」5首(越田勇俊、梧葉-春)
「小さい人」7首(佐佐木幸綱、短歌研究6)
「怖いのりもの」7首(渡辺松男、短歌研究6)
「ひもを選んで」7首(ひも、に﹅﹅)(田村元、短歌研究6)
「冬のつづき」7首(内山晶太、短歌研究6)
「くら寿司」7首(染野太朗、短歌研究6)
「シャープ」7首(阿波野巧也、ねむらない樹vol.3)
「旅のあと」7首(山川藍、短歌9)
「五十二年プラン」5首(小坂井大輔、短歌往来9)
「レイクサイドホテル」7首(髙野岬、短歌10)
「泡」7首(丹治久惠、短歌往来10)
「大きな頭」7首(野田光介、歌壇11)
「松本にて」7首(三枝浩樹、現代短歌11)

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(2)10首以上20首未満の連作
「大きなSNSの下で」13首(工藤吉生、現代短歌2)
「心霊レストラン」15首(笹公人、ねむらない樹vol.2)
「初春」12首(後藤由紀恵、歌壇3)
「春の夜の」10首(柳澤美晴、短歌往来5)
「ながく覚えて」12首(小島なお、歌壇5)
「パレード」13首(千葉聡、短歌往来6)
「最強のうさぎ」10首(山田航、短歌7)
「夏川」10首(河野美砂子、短歌7)
「隅田川河畔」12首(澤村斉美、歌壇7)
「家」12首(睦月都、現代短歌新聞7)
「蟻の夏」12首(小島ゆかり、現代短歌新聞7)
「夕立」12首(染野太朗、歌壇8)
「船」13首(大口玲子、現代短歌8)
「娘は合格」13首(斉藤斎藤、現代短歌8)
「かねひで」13首(大松達知、現代短歌8)
「L氏」13首(染野太朗、現代短歌8)
「浜風とオカリナ」15首(鈴木加成太、ねむらない樹vol.3)
「空耳、小耳」10首(竹中優子、短歌9)
「だんごむし」12首(一ノ関忠人、歌壇9)
「徒競走」12首(梶原さい子、歌壇9)
「触れないのは」10首(小島なお、短歌11)

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(3)20首以上30首未満の連作
「沸点まで」24首(大森静佳、現代短歌1)
「きたきつね」24首(山本夏子、現代短歌1)
「椿の夜に」28首(大口玲子、短歌2)
「処女の泉」21首(小池光、短歌往来2)
「腐葉土」24首(永田紅、現代短歌2)
「公式」24首(小島なお、現代短歌2)
「岡本太郎の絵」20首(佐佐木幸綱、歌壇3)
「風除室」20首(田村元、歌壇3)
「博徒のような」24首(前田康子、現代短歌3)
「鯉盗人」28首(小池光、短歌3)
「ひなたみず」24首(齋藤芳生、現代短歌4)
「早春賦」28首(日高堯子、短歌5)
「美馬牛」20首(吉川宏志、歌壇5)
「セロテープ透ける向こう」24首(小島なお、現代短歌5)
「春の自転車」20首(花山多佳子、歌壇6)
「行方」24首(内山晶太、現代短歌6)
「毛づくろひ」28首(小島ゆかり、短歌7)
「スッポンの夜」20首(穂村弘、歌壇7)
「ドライフラワー」24首(山本夏子、現代短歌7)
「どうぶつのおいしゃさん」24首(永田紅、現代短歌8)
「藁部ナンナン君新作二十首Ω」20首(渡辺松男、歌壇8)
「雨がからむ」21首(黒瀬珂瀾、短歌往来9)
「降らぬ曇りを」28首(花山多佳子、短歌9)
「ゴースト」24首(宇都宮敦、現代短歌10)
「青い空、青い草生」24首(染野太朗、現代短歌10)
「6秒待つ」20首(川島結佳子、短歌研究10)
「たつこ」20首(田口綾子、短歌研究10)
「諸橋さんと遊ぶ」28首(永田和宏、短歌10)
「いきものの夏」28首(馬場あき子、短歌11)
「広い心で」24首(花山周子、現代短歌11)
「流星の文字」21首(小島ゆかり、短歌往来12)
「テオの朝」28首(佐佐木幸綱、短歌12)
「ココロとカラダ」28首(今野寿美、短歌12)

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(4)30首以上の連作
「石蓮花」33首(吉川宏志、短歌往来1)
「父さんでしたか」30首(藤島秀憲、短歌研究1)
「1989-2018」30首(石川美南、短歌研究1)
「密林の風、負け犬の空」31首(俵万智、短歌研究4)
「セルフ・デストラクティヴ・システム――撤退戦の試み――」100首(吉田隼人、現代短歌4)
「エンジェル」30首(武田穂佳、短歌研究5)
「チーズと火薬」30首(山木礼子、短歌研究6)
「生活」30首(斉藤斎藤、短歌研究7)
「BLUE」30首(武田穂佳、短歌研究8)
「神に視、点(1)」33首(斉藤斎藤、短歌往来8)
「天国」30首(山木礼子、短歌研究9)
「大黄」50首(小池光、現代短歌10)
「カフェテリア」30首(斉藤斎藤、短歌研究10)
「落日」30首(中野霞、短歌研究10)
「Ada(死の……)」30首(藪内亮輔、短歌11)
「やさしき距離」30首(栗木京子、短歌研究11)

     *

列挙した作品をこれから読み返して、(1)〜(4)それぞれから5篇ずつ、もっとも心に残った連作2019を選びたいと思います(そのさい、ここには挙げていないものを候補に加えることもあります)。
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プロフィール

山下翔(やました・しょう)

Author:山下翔(やました・しょう)
▶︎1990年生。2018年、『温泉』(現代短歌社)を刊行。「やまなみ」所属。
▶︎お問い合わせ、ご依頼はs.ohsamay@gmail.com(@は半角に変えてください)までご連絡ください。

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