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1首鑑賞117/365

川幅のように思いてわたる道ゆうぐれは町の面(おもて)が光る
   永田紅『春の顕微鏡』

     *

ゆうぐれの町の入射角ちいさく差す陽のひかりが、道を川面のごとくに映す。その道を、わたしはこちらからあちらの岸へ、まるで川面を歩くようにしてわたる。特別な気分だ。大きな道は大きな川を、小さな道は小さな川をおもわせる。きらきらとして光の粒がまばゆい。「町の面」ということばがうまれた。
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プロフィール

山下翔(やました・しょう)

Author:山下翔(やました・しょう)
▶︎1990年生。2018年、『温泉』(現代短歌社)を刊行。「やまなみ」所属。
▶︎お問い合わせ、ご依頼はs.ohsamay@gmail.com(@は半角に変えてください)までご連絡ください。

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