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1首鑑賞112/365

ああ疲れすぎてはだめだ朝晩の鏡に別の顔が来てゐる
   小島ゆかり『純白光』

     *

このごろ書くことやることが滞っていて、まさに「ああ疲れ過ぎてはだめだ」という感じなのだが、この「朝晩」見比べたときの「顔」の変わり具合にぎょっとすることもまた、見に覚えのあることである。え、っとおもって鏡に顔を近づけ凝視することが少なくない。顔の筋肉を動かせばすこしはやわらぐかと思っていろいろやるのだが、むなしくなってたちまちやめてしまう。朝と夜ではまるで別人、というようなことを「別の顔が来てゐる」では言っていて、さすがに「来てゐる」まで言われるとなかなか恐ろしい。ともかくよく眠ることだな、とおもう。
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プロフィール

山下翔(やました・しょう)

Author:山下翔(やました・しょう)
▶︎1990年生。2018年、『温泉』(現代短歌社)を刊行。「やまなみ」所属。
▶︎お問い合わせ、ご依頼はs.ohsamay@gmail.com(@は半角に変えてください)までご連絡ください。

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