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BLUE GIANT

おすすめしてもらった『BLUE GIANT』全10巻と、続編である『BLUE GIANT SUPREME』1〜5巻を読み終えた。夢中になって読んだ。まっすぐ行く、ということを思った。

     *

「連中のやってるのはジャズでしょうか?」
「ジャズっぽく聞こえる手グセの音楽、や…お遊びだね。」
「かじった程度の楽器の技術で、」
「グルグル回してダラダラ流す。」
「覚えた手グセから一歩も出ようとせずに適当(引用注:「適当」に傍点あり)を永遠に続ける。」

BLUE GIANTの5巻に出てくるセリフ。そのまま作歌にかえってくるようなことばが、ここだけでなく、あちこちにあった。うたは心と律——というのは師のことばだが、うたを始めて3年くらいの頃、心も律もなくて、それでもうたを作っていた時期があった。厳しく添削されていたのを思い出す。10首出して、○が1つ付けばいい方だった。

ふらふらしていたとき、うたへ向かう気持ちをかきたててくれたのは鯨井さんだった。野田先生と珂瀾さんは「まっすぐ行け」と諭してくれた。珂瀾さんには「勉強しろ」とも言われた。だんだん、うたに、熱中するようになった。それから技術(=律)のことに目が向くようになって、いろんな人の技術に手がとどかずにもがいていた頃、「そのままでいい」と言ってくれたのは染野さん。自分では気づかなかったうたのことを、いくつも教わった。

     *

なんだか思いがけず、うたを始めてからのあれこれを思い出している。
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プロフィール

山下翔(やました・しょう)

Author:山下翔(やました・しょう)
▶︎1990年生。2018年、『温泉』(現代短歌社)を刊行。「やまなみ」所属。
▶︎お問い合わせ、ご依頼はs.ohsamay@gmail.com(@は半角に変えてください)までご連絡ください。

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