第4回鳥ノ栖歌会

お待たせしました、第4回鳥ノ栖歌会のお知らせです。

日時 2018年2月27日(火)19時〜21時
場所 サンメッセ鳥栖(JR鳥栖駅そばの歩道橋を渡ってすぐです。)
定員 10名
*前半は「tanqua franca」を読む会①、後半は自由詠1首による歌会をおこないます。
読む会では「盛田志保子×佐々木朔」を読みます。
*参加を希望される方は、前日までにtorinosu.utakai@gmail.com(@は半角)へ自由詠1首を添えてお申込みください。

     *

〈「tanqua franca」を読む会の予定〉
1回につき、1つのタッグを読んでいきたいと思います。
順番は以下のように予定しています。

① 盛田志保子×佐々木朔
② 紀野恵×佐藤真美
③ 穂村弘×寺井龍哉
④ 光森裕樹×濱田友郎
⑤ 水原紫苑×睦月都
⑥ 渡辺松男×山下翔
⑦ 阿木津英×山城周

文章の話でも、作品の話でもかまいません。
読んでみての感想や考えたことを少しずつ持ち寄って話せる場になればと思います。
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作品リスト(短歌)

【2018年】
・「かがやける未来ばかりが見えてゐた」24首――連載第2回(『現代短歌』2月号、現代短歌社)
・お散歩のうた1首――特集 現代歌人百人一首(『短歌研究』1月号、短歌研究社)
・編集部選「犬のうた 一〇一首」に1首掲載(『現代短歌』1月号、現代短歌社)


【2017年】
・共作「腸内環境」30首(渡辺松男さんの10首に山下が20首を加えました)(『tanqua franca』、2017.11)
・一人暮らしの4首(『みづもと』、2017.11)
・『温泉』(300首)20首抄—第5回現代短歌社賞次席(『現代短歌』12月号、現代短歌社)
・「右目の視力」24首――連載第1回(『現代短歌』11月号、現代短歌社)
・「梨と水」7首+エッセイ(『現代短歌』10月号、現代短歌社)
・「わたしは歩く」7首(『現代短歌』8月号、現代短歌社)
・「散髪の時間」12首(『現代短歌新聞』7月号、現代短歌社)
・「大きな家」8首(福岡歌会(仮)アンソロジーV、2016.6)
・絵画のための題詠5首――特集「短歌と絵画が出会う時」(『ARTing』第12号、花書院、2017.6)
・「さよならだけが人生だ」3首――特集「競詠 平成生まれの歌人たち」(『梧葉』VoL.53、梧葉出版、2017.4)
・「六地蔵」7首――「いま読みたい旧かな歌人」(『はつか』、2017.1)
・「かたはらにきみを」7首――特集「沖縄を詠む」(『現代短歌』2月号、現代短歌社)
・中本吉昭選「全国秀歌集(福岡県)」に1首掲載(『現代短歌』1月号、現代短歌社)


【2016年】
・『湯』(300首)20首抄――第4回現代短歌社賞次席(『現代短歌』12月号、現代短歌社)
・「温泉」50首(『九大短歌』第四号、2016.10)
・第59回短歌研究新人賞佳作5首掲載(『短歌研究』9月号、短歌研究社)
・「鰊」10首(『かぜまち』、ここのつ歌会、2016.6)
・「湯」8首(福岡歌会(仮)アンソロジーIV、2016.6)
・「親の落としもの」7首――特集「若き才能を感じる歌人たち」(『歌壇』5月号、本阿弥書店)
・「墓とラムネ」30首――第27回歌壇賞候補作品(『歌壇』2月号、本阿弥書店)
・恒成美代子選「全国秀歌集(福岡県)」に1首掲載(『現代短歌』1月号、現代短歌社)


【2015年】
・「空を見てゐる」18首(合同歌集『連嶺』、やまなみ短歌会、2015.12)
・染野太朗選「今年の十首」に1首掲載(『歌壇』12月号、本阿弥書店)
・「交流」30首 (『九大短歌』第三号、2015.10)
・「のぼろ」vol.10「山を詠む」出詠3首 (西日本新聞社、2015.9)
・「銀鱈の皮」30首 (『九大短歌』第二号、2015.6)
・「まだ風の冷たい五月二日に」8首 (福岡歌会(仮)アンソロジーIII、2015.6)
・「みるくぱん」20首――第39回芥火賞受賞作品 (『やまなみ』1月号)


【2014年】
・「マクドナルドでしりとりを」5首 (『九大短歌』創刊号、2014.6)
・「But, I don't have a car now.」10首 (『九大短歌』創刊号、2014.6)
・「ゆつくり歩いてもみた」8首 (福岡歌会(仮)アンソロジーII、2014.6)
・「歳月」7首 (『歌壇』6月号、本阿弥書店)
・「傘は差さずに街を歩いた」7首 (『NHK短歌』3月号、NHK出版)


【2013年】
・「CAMPARIの背中」8首 (福岡歌会(仮)アンソロジー、2013.6)
・「水飲み場」10首 (『現代短歌新聞』4月号、現代短歌社)

キャラバン・ダイジェスト

2017年のうちに完成、発送する予定でおりましたキャラバンの小冊子ですが、まだ作業中でございます。
遅くなってしまい申し訳ありません。1月のうちには完成させます。今しばらくお待ちくださいませ。

以下、ダイジェストでキャラバンを振り返ります。

     *     *     *

1日目 2017年9月7日(木)
青春18切符で博多から京都まで移動。博多を朝の5時台に出発、京都の宿に着いたのが夜の8時前。一日中、雨。

眠りたいのに眠れなかつたゆふべのことおもへば秋の長い霧雨
南岩国駅のホームの向かう側にいちめんと広がる蓮の葉群は
ここにレンコン育ち土ゆたか伸びゆけるこのいちめんを尊くおもふ


2日目 2017年9月8日(金)
京都から名古屋へ移動。太陽フレアのことで盛り上がっている。夜、「平和園」で食べ飲みしながらの歌会。参加者は8名。題詠「長い」1首ずつの計8首。辻聡之さんがとりまとめ、司会をしてくださった。わりあい、おおらかにメタファーを読み取っていく批評の土壌があるような気がする。

いつのまにかわたしもとんぼ揺れながらただよふ旅に逢ひたさは来る
・人まばらなる米原駅に腰かけて秋のこゑひびくところ見てゐる
秋はまだ濃く葉のしげる川岸にみづみづと陽の照りわたりたり


3日目 2017年9月9日(土)
名古屋から大阪へ移動。中崎町のレンタルスペース「らこんて中崎町」で歌会。昼の2時半から6時半まで。参加者は8名。自由詠1首ずつ計8首。1首に約30分かけて、じっくり批評。なんども歌の印象が変わることがあり、また、場の雰囲気にのまれない、それぞれの視点からの批評に刺激を受けた。北虎叡人さんがとりまとめ、司会をしてくださった。その後、「葉ね文庫」へ立ち寄り、懇親会へ。

身は秋の咳をかかへて重いやうな軽いやうな胸をゆらして歩く
感情つてかういふことか秋の雲はとほくになるのにわが胸にもある
母を呼び出し母を立たせて秋風にふるへる草とわれと見てをり


4日目 2017年9月10日(日)
大阪から神戸へ移動。歌作にはげむ。大学生のころの友人と約束して、夕方4時から酒場へ。2件まわったところでフェリーの時間。神戸からフェリーで新門司へ。

五日分の薬は尽きてしまひたれど咳をさまらず秋はやさしき
この旅にいちども見ざる月とおもふ九月はじめの風を歩いて
こゑはことばになつてゐたつてこゑだからどの評言も胸にせまりぬ


5日目 2017年9月11日(月)
朝8時半、新門司に到着。小倉まで無料の連絡バスが出ている。小倉からは新幹線で博多へ、そのまま出勤。夜、なんとか歌を作り上げる。

むしろアウェイへつねに身をおくこころざしかかげてぞゆかな秋は過ぎつつ
地図をぼんやりながめて昨日までのことおもはれてゐるひとり職場に
地元つて感じにきみが歩くのをたのしくてうしろから付いていく

     *     *     *

以上です。

作品リスト(文章)

【2017年】
渡辺松男の壺(『tanqua franca』、2017.11)
……企画同人誌『tanqua franca』に参加しました。『雨る』をたよりに書いた渡辺松男論です。渡辺松男さんとは共作『腸内環境』にも取り組んでいます。
第1回 玉入れと「数」(『みづもと』、2017.11)
……歌人による短歌じゃないライフスタイルマガジン「みづもと」で連載コラム「教えて やました先生」を担当することになりました。数学のコラムです。
五日間、八〇〇首への旅(『西日本新聞』朝刊2017.10.21)
……文化面の「随筆喫茶」欄にキャラバンのことを書きました。
暗がりから外を見る時(『現代短歌』4月号、現代短歌社)
……第一歌集ノオト(書評)に関野裕之歌集『石榴を食らえ』評を書きました。

【2016年】
バネとしての〈の〉(『やまなみ』2月号)
……阿波野巧也および『京大短歌』を中心に、助詞の〈の〉について書きました。

【2013年】
「の」の連続にみる一首のもつ世界(『現代短歌新聞』4月号、現代短歌社)
……助詞の「の」を連ねる歌をいくつか挙げて、その方法について考えました。

山下翔詠草集について

 歌集には収めない、あるいは歌集のような公式のものではない、ごく私的なものとして、いわば生原稿的に「詠草集」という形でまとめていきます。

山下翔詠草集1『湯』 300首1,500円 100部限定 ※2017年11月30日1次申し込み〆切
……2014年夏から2016年夏までの2年間の作品を中心にまとめています。芥火賞受賞作「みるくぱん」からはじまり、歌壇賞候補作「墓とラムネ」など所収。 ⇒お申込みはこちらから

山下翔詠草集2『温泉』 300首1,500円 100部限定 ※2017年11月30日1次申し込み〆切
……2016年夏から2017年夏までの1年間の作品を中心にまとめています。話題になった50首連作「温泉」を中心に、未発表作品もいくらか収めています。 ⇒お申込みはこちらから

山下翔詠草集3『タイトル未定』 150首1,000円 ※販売終了
……2017年9月におこなったキャラバン5日間でつくった800首から150首を抜粋したものです。

山下翔詠草集4『タイトル未定』 250首+エッセイ2,000円 ※販売終了
……2017年9月におこなったキャラバン5日間でつくった800首から250首を抜粋したものです。

山下翔詠草集5『タイトル未定』 400首+エッセイ3,000円 ※販売終了
……2017年9月におこなったキャラバン5日間でつくった800首から400首を抜粋したものです。

山下翔詠草集6『タイトル未定』 800首+エッセイ6,000円 ※販売終了
……2017年9月におこなったキャラバン5日間でつくった800首を完全収録したものです。


 来年、2018年は詠草集7を刊行する予定です。装丁などを山階基さんにお願いして、これまでとはちがった見た目の1冊にしたいと考えています。詳細、そのつどお知らせいたします。

プロフィール

山下翔(やました・しょう)

Author:山下翔(やました・しょう)
▶︎1990年生まれ。「やまなみ」所属、野田光介に師事。16歳より作歌を開始。2016年、歌壇賞候補、現代短歌社賞次席、「温泉」50首が話題になる。2017年、現代短歌社賞次席。
▶︎現在、鳥ノ栖歌会に参加。ツイキャスユニット「いいぞもつとやれ」、企画同人誌「tanqua franca」で活動中。
▶︎初期作品を「空を見てゐる」18首にまとめています。その後の2014年〜2017年の作品は『湯』『温泉』にまとめています。
▶︎お問い合わせ、ご依頼はkyushu.sc.m.yamasho@gmail.com(@は半角に変えてください)までご連絡ください。

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