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2020年の活動

2020年の短歌にまつわる活動を記します。
2019年についてはこちらに、それ以前についてはこちら(短歌文章)にそれぞれ記しています。

     *

短歌
・「」10首(「」、)
・「山下翔詠草集8」300首(2020.8)
・「うたが巧い」12首(「うた新聞」6月号、2020)
・「歯をみがく」10首(「文芸福岡」第8号、2020.4)
・新作2首(ネットプリント「一週間」、2020.4)
・「洗濯機」12首(「Sister On a Water」第3号、2020.2)
・「叔母さん」15首(「ねむらない樹」vol.4、2020.2)
・「おもしろい」13首(「短歌往来」1月号)


文章
・「」[作品評](「」、)
・「地震のあとで」―私の知っているくどうれいん(「ねむらない樹」vol.5、書肆侃侃房、2020.8)
・「」—「REIWA NEXUS 誌上交換日記」三巡目(「未来」8月号、2020)
・「代数系入門」—「REIWA NEXUS 誌上交換日記」二巡目(「未来」6月号、2020)
・大橋弘『既視感製造機械』一首評(「MITASASA増刊号(歌集を読む!編)」、2020.5)
・「光の道」—「REIWA NEXUS 誌上交換日記」一巡目(「未来」4月号、2020)
・「東直子のうた」(「やまなみ」4月号)
・「風景」—特集「熊本歌会(仮)」(「みなみのかぜ」第八号、2020.3)
・「〈なる〉」[二三川練『惑星ジンタ』書評]—読みましたか? この一冊(「現代短歌新聞」3月号、現代短歌社、2020)
・「句跨りのうた」(「やまなみ」3月号)
・「「連作」ということ」[『平成じぶん歌』書評](「歌壇」3月号、本阿弥書店、2020)
・「現実に割り込んでくる」—特集「口語は短歌に何をもたらすか」(「Sister On a Water」第3号、2020.2)
・「小田鮎子のうた」(「やまなみ」2月号)
・「単調と複雑のあわい」[森本直樹作品評](「もりもとがにゃんを辞めた日」、2020.1)
・「〈五句〉のうた」(「やまなみ」1月号)
・「むしろ〈地のうた〉」[松村正直『紫のひと』書評](「短歌研究」1月号、短歌研究社、2020)


その他
パネリスト 「小田鮎子『海、または迷路』批評会」(5/30(日)@博多)中止
・展示 「天神・梅花の宴 うたとアートのセッション」(新作3首、2/3(月)〜2/9(日)@ギャラリー風)
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詠草集8の予約通販を開始しています

昨年の4月におこなった第5回山下翔キャラバンのうたをまとめた「山下翔詠草集8」の予約通販を開始しています。

50部限定で、頒価は1,500円です。
(のこり30部です 2020/7/4)
(のこり32部です 2020/7/1)
(すでに17部の予約をいただいており、じっさいには残り33部です 2020/6/30)


発送は8月末を予定しています。(進み具合によっては早くなるかもしれません)

〈内容〉
8日間のキャラバンでめぐった九州各地(大分、宮崎、鹿児島、熊本、長崎、佐賀、福岡)にちなんだ15首連作+エッセイのセットを20篇収録しています。



組版・装幀を山階基さんにお願いしました。

以下、目次です。

     *

博多    桜は長し
小倉    顔にあたる
大分    日輪
日豊本線  フェニックス・ハネムーン
橘通り   蛙の声
宮崎    おもしろい
木花台   球も人も
日南海岸  あくがれブルー
清武    家の鍵
都城    よくはづむ
鹿児島   眼やさしく
八代    不安
大津    IPA
熊本    ほとほと
諫早    松下さん
長崎    沈黙しつつ
西彼杵   岡と浜
針尾    さくら祭り
佐賀    はじめて泊まる
天神    もうすぐ

     *

お申し込みは、部数およびお送り先の郵便番号、住所、氏名を明記のうえ、s.ohsamay@gmail.com(@を半角にしてください)までメールしてください。TwitterのDMでもかまいません。

以下のGoogleフォームからもお申し込みいただけます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeVpF9aCIz3cb6bcd7Y3ZPRnZEvyCLHOgDqfnxMRo70j-kt0g/viewform

     *

発行日 2020年8月8日

やまなみ(2020年7月号)十首選

明かり消し眠り待つ間に書きとむる未だ手探りのあはれわが歌
   大我幸藏

歌声のよみがへるこそ哀しけれふたたびは聴けずふたたびは会へず
   長島洋子

さよならを言葉に出さず言いしことかなしみはすぐ鼻腔より来る
   桜又栄一

住み捨てし家の名入りの鬼瓦に睨まれてをり寒き雨降る
   久田恒子

まなうらに母の日傘が動き出すみどりの中の古きあの径
   青木佳代子

麦畑折りたたまれて焼かれたりはつ夏は次のひかりに変わる
   氏家長子

この春も川辺に華やぐ桐のはな亡きひとの歌で知りし花の名
   山本博幸

トヨタの、ビールの、タバコの、太陽の、今から永久にコロナはウイルス
   相良信夫

ひとり分空けて座りし城址の石のベンチに梅ほころびぬ
   古賀信之

見に来てはいけませんよと伐られたる見頃むかえる黒木の藤が
   加藤かつこ


(順不同)

なんかうたはできたけれど、いまいちしっくりこないときのための自戒

1 一首の核はなにか、一首に核があるか

2 説明になっていないか、描写になっているか、場面があるか

3 上から下まで一本通ったうたばかりになっていないか、句切れはいろいろあるか

4 動詞が多すぎないか、名詞化したほうがよい動詞はないか

5 一首の容量におさまる内容か、書き分けたほうが適切でないか

忍音

後ろより聞こえし声をふりむけばいまふたたびを鳴くほととぎす

ほととぎす今年はじめて聞く声は六月十七日宵まだあさき

二たび三たび鳴きたるのちをほととぎす息切れのごとき声もらしつぐ

梅雨のまのくもりに鳴きて澄みとほる笛のごとしもほととぎす鳴く

いづこより鳴きつるものかつゆの雨太くなるときその音に消ゆ


(2020/06/18 17:35 noteより転載)

プロフィール

山下翔(やました・しょう)

Author:山下翔(やました・しょう)
▶︎1990年生。2018年、『温泉』(現代短歌社)を刊行。「やまなみ」所属。
▶︎『温泉』ご購入はこちらから。現代短歌社のオンラインショップです。
▶︎お問い合わせ、ご依頼はs.ohsamay@gmail.com(@は半角に変えてください)までご連絡ください。

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