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2020年の活動

2020年の短歌にまつわる活動を記します。
2019年についてはこちらに、それ以前についてはこちら(短歌文章)にそれぞれ記しています。

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短歌
・「洗濯機」12首(「Sister On a Water」第3号、2020.2)
・「叔母さん」15首(「ねむらない樹」vol.4、2020.2)
・「おもしろい」13首(「短歌往来」1月号)


文章
・「」(「」第八号)
・「」(「」8月号)
・「」(「」6月号)
・「」(「」、2020.4)
・「」(「」4月号)
・「」(「」4月号)
・「」[『』書評](「」3月号)
・「」(「やまなみ」3月号)
・「」[『平成じぶん歌』書評](「歌壇」3月号、本阿弥書店、2020)
・「現実に割り込んでくる」—特集「口語は短歌に何をもたらすか」(「Sister On a Water」第3号、2020.2)
・「小田鮎子のうた」(「やまなみ」2月号)
・「単調と複雑のあわい」[森本直樹作品評](「もりもとがにゃんを辞めた日」、2020.1)
・「〈五句〉のうた」(「やまなみ」1月号)
・「むしろ〈地のうた〉」[松村正直『紫のひと』書評](「短歌研究」1月号、短歌研究社、2020)


その他
・イベント 「」()
・トークイベント 「」()
・イベント 「古今和歌集をajiroで徹底的に読む会」(@本のあるところajiro)
・展示 「天神・梅花の宴 うたとアートのセッション」(新作3首、2/3(月)〜2/9(日)@ギャラリー風)
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「○○のうた」メモ

やまなみ誌上に書いている、「○○のうた」の執筆メモです。おもに自分の整理のために付けます。

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偶数月
〈18年〉12月 小池光のうた
〈19年〉02月 菊竹胡乃美のうた 04月 花山周子のうた 06月 小島ゆかりのうた 08月 小島なおのうた 10月 島田幸典のうた 12月 郡司和斗のうた
〈20年〉02月 小田鮎子のうた 04月 東直子のうた 06月 08月 10月 12月 


奇数月
〈19年〉01月 固有名詞のうた 03月 母のうた 05月 四句切れのうた 07月 複合動詞のうた 09月 休載 11月 愛のうた
〈20年〉01月 〈五句〉のうた 03月 句跨りのうた 05月 階数のうた 07月 09月 11月 

歌集『温泉』

2018年8月に、歌集『温泉』を上梓しました。
購読をご希望の方は、現代短歌社のWebページをご覧ください。
購読方法、取り扱い書店など記載されています。

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作品は、2015年夏から2017年夏までのおよそ2年間に制作したものを、ほとんど時系列に沿って並べています。年齢で言えば、24歳のおわりから26歳のおわりまでの作品です。

歌集としてまとめるにあたっては、所属する「やまなみ」誌に載った月々の作品に、「九大短歌」「歌壇」「現代短歌」「現代短歌新聞」など各紙誌に発表した作品、および未発表作品を合わせた約750首を、350首程度に絞りました。

栞文は外塚喬さん、島田幸典さん、花山周子さんに賜りました。ありがとうございます。

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感想、批評をいただいています。ありがとうございます。(随時更新していきます。)

○ネット上で読めるもの
松村正直さん ブログ「やさしい鮫日記」
恒成美代子さん ブログ「暦日夕焼け通信」
岩尾淳子さん ブログ「眠らない島」
伊舎堂仁さん note
大橋春人さん ブログ「うたぐらし」
平岡直子さん 連載「日々のクオリア」

○総合誌などの紙媒体に掲載のもの
・野住朋可さん 書評「歌集『温泉』山下翔」——隣の芝生~短歌探訪~(『奎』7号、2018.9)
今月のスポット(『短歌往来』10月号、ながらみ書房、2018)
・富田睦子さん 時評「「私」という武器」(『短歌』10月号、角川文化振興財団、2018)
・大松達知さん 書評「虎のような歌」(『現代短歌新聞』10月号、現代短歌社、2018)
・浅野大輝さん 書評「重ね描かれる遠近」(『現代短歌』11月号、現代短歌社、2018)
・大辻隆弘さん 時評「母への視線」(朝日新聞2018.10.21朝刊)
・藤田千鶴さん 書評(『短歌研究』11月号、短歌研究社、2018)
・石井大成さん 評論「海老と衣」(『九大短歌』第八号、九州大学短歌会、2018.10)
・藤野早苗さん 書評「澱の味わい」(『灯船』第11号、灯船の会、2018.11)
・尾崎まゆみさん 歌集歌書展望(『短歌研究』12月号[短歌年鑑]、短歌研究社、2018)
・伊藤一彦さん 季評「山下翔「温泉」」(朝日新聞[朝刊、西部本社版]、2018.12.4)
・田中俊廣さん 季評「第一作品集の光」(毎日新聞、2018.12.23)
・早川晃央さん 書評(『コスモス』1月号、2019)
・桜川冴子さん 季評「歌うことへの静かな覚悟」(読売新聞[朝刊、西部本社版]、2019.1.26)
・田村元さん 書評「〈懐かしさ〉の奥にあるもの」(『ねむらない樹』vol.2、書肆侃侃房、2019.2)
・梅﨑実奈さん レビュー「グレーがいちばんむずかしい」(『ねむらない樹』vol.2、書肆侃侃房、2019.2)
・一ノ関忠人さん [読みましたか?この一冊](『現代短歌新聞』2月号、現代短歌社、2019)
・山川藍さん 書評「機嫌のいい人」(『短歌研究』4月号、短歌研究社、2019)
・山川藍さん 評論「立体的な歌」(『まひる野』6月号、2019)
・小黒世茂さん 歌集歌書を読む(『短歌』7月号、角川文化振興財団、2019)
・江村彩さん 書評「恋しさの吐露——ふるさとを、人を」(『井泉』第88号、井泉短歌会、2019.7)
・後藤由紀恵さん 書評「温泉に浸かる」(『まひる野』9月号、2019)
・竹中優子さん 書評「よいお年を」(『うた新聞』9月号、いりの舎、2019)
・檜垣実生さん 歌集紹介(『かりん』10月号、2019)
・川村真由美さん 歌集紹介(『沃野』11月号、2019)
・宮﨑和子さん 歌集紹介(『沃野』1月号、2020)

○その他
・米川千嘉子さん 「私が選んだ今年の歌集」(毎日新聞)に挙げていただきました。
・大辻隆弘さん、富田睦子さん 「2018年の収穫歌集」(『現代短歌新聞』1月号、2019)に挙げていただきました。
・岡崎洋次郎さん 「2018年のベスト歌集・歌書」(『短歌往来』3月号、2019)3冊のうちの1つに挙げていただきました。

○評論などで引用
[太る]
・小島なおさん 評論「太る歌」(「COCOON」14号、2019.12)
[おもしろい]
・藤島秀憲さん 評論「今どきのおもしろい歌」(「短歌往来」2月号、2020)
[旅]
・梅内美華子さん 評論「多様性の中で個々の体験を――旅を詠むテクニック」(「現代短歌」11月号、2019)
[ジェンダー]
・川野芽生さん、黒瀬珂瀾さん、佐藤弓生さん、山階基さん 座談会「短歌とジェンダー」(「ねむらない樹」vol.4、2020.2)

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3つの賞をいただきました。まことにありがとうございます。

・第44回現代歌人集会賞
・第49回福岡市文学賞(短歌部門)
・第63回現代歌人協会賞

2020年にみた映画

去年の記録はこちら

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ラストレター(2020、日本、121分) 1/17公開
ジョジョ・ラビット(2019、アメリカ、109分) 1/17公開
サヨナラまでの30分(2020、日本、114分) 1/24公開


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かぐや姫の物語(2013、日本、137分)

もっとも心に残ったこの連作2019

心に残ったこの連作2019各部門から5篇ずつ、もっとも心に残ったものを選びました。

短い連作では、うたの数に合った話題の絞りこみや、作品世界としてのまとまりについて考えさせられました。大きな飛躍や展開ではなく、しかし単調ともちがう、抑制されたなかでの具体のバリエーションが一連を活かしているようにおもいます。

長い連作の場合は、こんどはどう一連をまとめていくか、なにをもって推進していくか、というところに注目しました。詞書の工夫や、ひとつのモチーフを象徴的に点在させる方法、またストーリーではない、エッセイふうの場面転換などによって読者をおもいがけないところに連れていく、そういう連作に惹かれます。

長短のどちらとも言いがたい、中間の長さの連作については、ひとつの場面でおしきって細部が迫ってくるものがある一方で、どこか間延びした印象を受けるものもありました。大きな場面転換を入れるにしても、ひとつに絞って構成するにしても、難しい長さというのがあるなあとおもいます。一連を前から読むことを前提にした文体的な仕掛けや、構成上のトリックが活きた作品も心に残りました。

以下に5篇ずつ列挙します。順不同です。ただし、ひとりの作者につきひとつの作品に限ることとしました。

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(1)10首未満の連作
「冬虹」7首(加藤治郎、短歌1)
「柿の木」7首(花山周子、短歌研究3)
「金魚」7首(永田紅、短歌研究3)
「怖いのりもの」7首(渡辺松男、短歌研究6)
「松本にて」7首(三枝浩樹、現代短歌11)

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(2)10首以上20首未満の連作
「初春」12首(後藤由紀恵、歌壇3)
「ながく覚えて」12首(小島なお、歌壇5)
「蟻の夏」12首(小島ゆかり、現代短歌新聞7)
「L氏」13首(染野太朗、現代短歌8)
「空耳、小耳」10首(竹中優子、短歌9)

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(3)20首以上30首未満の連作
「沸点まで」24首(大森静佳、現代短歌1)
「岡本太郎の絵」20首(佐佐木幸綱、歌壇3)
「早春賦」28首(日高堯子、短歌5)
「スッポンの夜」20首(穂村弘、歌壇7)
「いきものの夏」28首(馬場あき子、短歌11)

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(4)30首以上の連作
「石蓮花」33首(吉川宏志、短歌往来1)
「父さんでしたか」30首(藤島秀憲、短歌研究1)
「エンジェル」30首(武田穂佳、短歌研究5)
「大黄」50首(小池光、現代短歌10)
「カフェテリア」30首(斉藤斎藤、短歌研究10)

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2020年は毎月少しずつ、連作を読んでいこうとおもっています。

プロフィール

山下翔(やました・しょう)

Author:山下翔(やました・しょう)
▶︎1990年生。2018年、『温泉』(現代短歌社)を刊行。「やまなみ」所属。
▶︎お問い合わせ、ご依頼はs.ohsamay@gmail.com(@は半角に変えてください)までご連絡ください。

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